浦添市|島桑オジー&オバーで観光・産業・街おこしプロジェクト

蚕について

蚕はチョウ目・カイコガ科に属する昆虫の一種になります。正式名称をカイコガといいます。蚕は卵から孵化をして約25日ほど桑の葉を食べその間、4回脱皮をして大きくなります。成長した幼虫は口から糸を吐いて繭を作りその中で蛹になって約12日ほどで蛾になります。

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蚕の歴史

蚕の始まりは約6000年前の中国からと考えられており、祖先は「クワコ」という野生の蛾であるとされています。この「クワコ」に品種改良を加え、今の「蚕」が作られたとされています。その後世界中に広がり大きく分けると中国種、日本種、ヨーロッパ種、熱帯種に分けられ、世界中で蚕の品種は3000種あるといわれています。

沖縄における養蚕の始まりは、琉球察度王時代(1350~1390年)には、既に久米島で行なわれていたとされています。その後、明治、大正、昭和と養蚕農家の数も増えたが第二次世界大戦で壊滅的な打撃をうけ衰退しました。しかし本土復帰後、宮古、八重山を中心に振興、蚕業指導所を中心とした技術の普及の推進により昭和58年には普及しつつあったが、中国より安い絹糸が入ってきたため、その歴史に幕を閉じることとなりました。

現在沖縄では、浦添市と久米島、八重山等で細々と続けられています。

蚕の育て方

①稚蚕期(1令~3令)

準備するもの

  • タッパー
  • 羽箒(なければ絵筆)
  • 紙。

※タッパーに紙を敷き、蚕をいれて飼育をします。
※稚蚕期は病気に弱いため手でふれずに羽箒で蚕を扱います。

桑のあげ方

  • 手を石鹸で洗います。
  • 新鮮な桑を与え、濡れた桑はタオルなどで水滴をとります。
  • 新芽の柔らかい部分を与えます。
  • 朝昼晩の3回桑を与えます。

桑の葉量(目安として)

  • 1頭当たり1令が約3日で0.6g、2令が約3日1.6g、3令が約3日で3.
  • 2g与えます。
  • 日数を計算し徐々に増やしていくとよいです。

フンの処理

  • 3日に1回行います。
  • 羽箒で蚕の移動を行なうか、葉に乗った状態で新しいタッパーに移動しフンの掃除をします。

注意点

  • ゴキブリ、ヤモリが入らないようにします。
  • 睡眠の時は桑を食べないので与えなくてよいです。
  • 直射日光をさけます。
  • 蚕の一生(別ページ)をみて経過の観察をしましょう。

②壮蚕期(4令~5令)

準備するもの

  • 割り箸

桑のあげ方

  • 新鮮な桑を与え、新芽の柔らかい部分から下の硬い葉までを与えます。
  • 濡れていても、水滴をはたく程度で与えます。
  • 朝昼晩3回桑を与えるが、この時期の蚕は一生で食べる桑の9割を食べるため、
  • 常に桑を切らさず与えると蚕が大きくなります。

桑の葉量(目安として)

  • 1頭当たり、約5日で4令3.3g、約8日で5令29gを与えます。
  • 日数を計算し徐々に増やしていくとよいです。

フンの処理

壮蚕期の蚕は病気に強く多少手で触れてもよいが、なるべくは割り箸などで新しいタッパーへ移動を行いフンを掃除します。

注意点

  • ねずみ、鳥が入らないようにします。
  • 直射日光をさけます。
  • 睡眠の時は桑を食べないので与えなくてよいです。
  • 蚕の一生(別ページ)をみて経過の観察をしましょう。

③上蔟(糸を吐く)

桑を食べるのをやめ、あめ色になり糸を吐き始めたら、繭を作る前です。

準備するもの

紙コップやトイレットペーパーの芯など。

繭の作らせ方

紙コップやトイレットペーパーの中へ入れると、かってに糸を吐き繭を作ります。

注意点

  • 約3日間糸を吐き続けるので糸を吐いているときは触らないようにします。※途中で糸を吐くのをやめてしまうからです。
  • ねずみに注意します。

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